Date:2026.04.22

令和8年度の事業計画策定に向けて。在宅医療・介護連携に関する意向調査を実施しました

日頃より、釧路地域の医療・介護連携にご尽力いただき、心より感謝申し上げます。

現在、私たちの地域は「人材不足」や「多死社会の到来」といった大きな転換期にあります。釧路市では、令和8年度の事業計画策定にあたり、地域の医療・介護現場の「生の声」を直接反映させるため、専門職の皆様を対象とした意向調査を実施いたしました。

当法人においても、この調査結果を貴重な指針として、市の事業計画を参考にしながら、今後の活動をより実効性のあるものへと繋げていきたいと考えております。現場の最前線を担う皆様(n=45)から寄せられた最新の集計結果をご報告いたします。

1. 調査の概要

目的: 現場の視点を反映させた令和8年度事業計画策定の参考とする

対象: 過去の研修やイベントに参加実績のある医療・介護専門職

有効回答数: 45件 ・回答者属性: 薬剤師(40%)、看護師・保健師(22%)、ケアマネジャー(18%)、ソーシャルワーカー(7%)、その他(13%)

2. 現場が直面する「選べない時代」への危機感

市民公開講座:今、最も必要とされるテーマ

第1位:【案1】「選べない時代」を生き抜くリスクマネジメント(21件 / 約47%) 今回の調査で最も多かったのは、深刻な人手不足により「受けたいサービスが受けられない」という現実に備えるためのテーマでした。統計的に半数近い専門職が、市民への「事前の備え」の周知を急務と考えていることが分かります。

人材不足対策:議論を深めたい具体的な方法

第1位:「最小限の連絡ルール」の検討(20件 / 44%) 特に回答者の4割を占める薬剤師層を中心に、効率的な連携による業務負担軽減を求める声が突出しました。限られた時間の中で専門性を発揮するための、実務的なルール作りが求められています。

3. 地域一体となった高い協力意向

有事の際の協力体制や、新しいプロジェクトへの賛同についても、極めて前向きな結果が得られました。

災害・感染症時の相互応援体制: 約93%の専門職が必要性を認めており、そのうち3割以上が具体的なルール作りを希望しています。

エンディング・ソング プロジェクト: 約98%の方が協力に前向きであり、特にリーフレットによる周知や、具体的な活用方法を共に考えたいという意欲的な声が多数寄せられました。

4. 今後の展望

今回の調査で浮き彫りになった「人手不足を見据えた事前の備え」や「効率的な連携体制の構築」は、今後の地域連携において不可欠な視点です。

当法人といたしましても、この現場の切実な声を重く受け止め、市の事業計画と歩調を合わせながら、誰もが安心して暮らし続けられるまちづくりの推進に取り組んでまいります。

ご多忙中にもかかわらず、本調査にご協力いただきました皆様に、深く感謝申し上げます。