Date:2026.01.18
江戸から2026年へ。死にゆく人に「触れる」という、一番優しい暮らしの知恵。

NPO法人CCLでは、人生会議(ACP)の普及を通じて、誰もが自分らしく最期まで暮らせる地域づくりを目指しています。
その対話の先にある「お別れの時間」をどう過ごすか。
今回は、古くから伝わる二つの儀式から、現代の私たちが取り戻したい「心の作法」を紐解きました。
「末期の水」と「湯灌」が教えてくれること
かつて生死の境目で行われていた呪術的・医療的な行為は、時代を経て、遺された家族の心を癒やす「グリーフケア(悲嘆のケア)」へとその役割を深めています。
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蘇生への願いから、最初の別れへ(末期の水) かつては「息を吹き返してほしい」という切実な願いが込められていた水。現代では、医学的な死を確認した後の「家族全員で故人に触れ、労う最初の儀式」へと形を変えています。
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共同作業から、尊厳を取り戻すケアへ(湯灌) かつて地域の絆で行われていた湯灌。現在は専門職の技術により、病院で「患者様」として過ごしたお身体を、尊厳ある「一人の大切な家族」へと戻していくプロセスになっています。
なぜ今、「触れること」が大切なのか
高度な医療に守られる2026年の社会において、死はどこか遠いものになり、私たちは大切な人の身体に直接触れる機会を少しずつ失ってきました。
しかし、末期の水や湯灌を通じて「手のひらから伝わる感覚」で死を受け止めることは、悲しみから一歩を踏み出すために極めて重要な意味を持ちます。理屈ではなく身体で納得する。この古くて新しい知恵について、歴史的な背景を交えながら詳しく綴りました。
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私たちが大切にしているのは、形だけの儀式ではありません。 江戸から続く「触れる」という温かな知恵を、ここ釧路の地でこれからも大切に語り継いでいきたい。この記事が、皆さまにとって「自分らしいお別れ」を考える一助となれば幸いです。
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