Date:2026.01.10
【解説】厚労省が進める「在宅医療・介護連携プラットフォーム」とは?デジタル時代に求められる「コーディネーター」の役割。

令和6年度の国の事業報告書において、全国規模の「在宅医療・介護連携プラットフォーム」の構築が進められていることが明らかになりました。
これは、多職種間で患者さんの情報を共有したり、困難事例を相談したりできる「デジタルの掲示板(Q&A機能など)」のような仕組みです。 これが実装されれば、これまでFAXや電話が中心だった現場の連携は、大きくスピードアップすることが期待されます。
しかし、システム導入だけで全て解決するわけではありません。私たちは、むしろ「導入されてから」が本番だと考えています。
「言語化スキル」が問われる時代へ
デジタル化されればされるほど、文章で的確に状況を伝える「言語化スキル」が問われます。 対面や電話なら声のトーンで伝わっていたニュアンスも、文字だけの掲示板では伝わりません。
「書き込むのが心理的に負担」 「どう表現すれば伝わるか分からない」
こうした現場のハードルを取り除かなければ、せっかくのシステムも形骸化してしまいます。
CCLが提供するソリューション
国がハード(システム)を整備する今だからこそ、CCLはソフト(運用スキル)の強化に取り組みます。
具体的には、デジタル掲示板に入力する前の「思考整理」を助けるトレーニングや、多職種をつなぐコーディネーターの育成です。 システムに使われるのではなく、システムを使って、より良いケアを実現するために。
私たちは、デジタルとアナログの隙間を埋める「つなぎ役」として、現場の実践力を高める活動を続けていきます。