Date:2026.01.19

介護する人が倒れてしまわないために。国も動く「ケアラー支援」の話

お正月気分も抜け、日常の忙しさが戻ってきた頃でしょうか。特定非営利活動法人CCLです。

今週は、少し視点を変えて、「支える側」のお話をしたいと思います。ご家族の介護や看病をされている方。 そして、「いつか自分もそうなるのかな」と不安を感じている方へ。

 

あなた自身のケアは、誰がしていますか?

「親の介護は子どもがするのが当たり前」 「家族なんだから、私が我慢すればいい」

そんなふうに自分に言い聞かせて、歯を食いしばっていませんか? 厚生労働白書(令和6年版)では、こころの健康を守る取り組みの一つとして、「ケアラー(介護者)への支援」の重要性が強調されています。特に、本来なら学業や仕事に打ち込むべき若い世代が家族の世話を担う「ヤングケアラー」の問題なども含め、国は今、「家族だけで抱え込む介護」から脱却しようとしています。

 

「助けて」と言うことは、弱さではありません

誰かを支える役割の人は、自分の不調を後回しにしがちです。 しかし、支える側が共倒れしてしまっては、元も子もありません。 飛行機の酸素マスクと同じで、まずはあなたが酸素を吸い、元気でいることが、結果として大切な人を守ることにつながるのです。

白書が目指す「地域共生社会」とは、制度の枠組みを超えて、人と人とが支え合う社会のこと。 それは、「辛い時は辛いと言っていい社会」でもあります。

 

CCLは、あなたの「荷下ろし」の場です

私たちCCLには、医師や看護師、ケアマネジャーなど多くの専門職がいますが、私たちが何より大切にしているのは「医療行為」以前の、「人と人とのつながり」です。

私たちの活動に参加される方の中には、 「ここで愚痴をこぼして、やっと息ができた」 とおっしゃる方がたくさんいます。

専門職に相談するもよし。 同じ境遇の地域の方とお茶を飲むもよし。そのほんの少しの時間が、あなたの心の酸素マスクになります。

「私がやらなきゃ」という責任感を、少しだけ手放してみませんか?私たちCCLが、その荷物を一緒に持ちます。あなたは、ひとりではありません。