Date:2026.01.05

ひとりで抱え込まないで ~「迷惑をかけたくない」が孤立の入り口?~

お正月休みが明け、日常のリズムが戻りつつある頃かと思います。 特定非営利活動法人CCLです。

新しい手帳を開き、「今年はこんな年にしよう」と目標を立てた方も多いのではないでしょうか。その目標の中に、ぜひ「こころの健康」と「人とのつながり」を加えていただきたい理由があります。

 

◆ なぜ今、国は「こころ」を叫ぶのか

実は、最新の「厚生労働白書(令和6年版)」の第1部では、「こころの健康」がメインテーマとして大きく取り上げられています 国は今、ストレス社会や高齢化の中で、誰もが直面しうる「こころの不調」や「孤独・孤立」に対して、社会全体で向き合う必要性を強く訴えています

なぜなら、うつ病などの精神疾患の患者数は増加傾向にあり、心の健康を保つことが、身体の健康や自分らしい生活の「土台」となっているからです 。「自分は大丈夫」「まだ元気だから」と思っていても、病気や介護、死別といった人生の変化は、ある日突然、私たちの心を揺さぶり、社会とのつながりを断ち切ろうとします。

 

◆ 「迷惑をかけたくない」が孤立の入り口

真面目で責任感の強い方ほど、「家族に心配をかけたくない」「近所の人に弱みを見せたくない」と、不安を一人で抱え込んでしまいがちです。しかし、白書でも指摘されている通り、「社会的なつながり」や「困った時に相談できる相手」を持つことこそが、心の回復力(レジリエンス)を高める一番の処方箋なのです

私たちCCLの法人名には、「くくる(括る)」という強い想いが込められています。 それは、あなたが困った時に一人ぼっちにさせず、医療・介護の専門職、そして地域の人々を「ひと括り」にして、あなたを支えるチームを作るということです。

 

◆ 「お薬」の代わりに「おしゃべり」を

もし今、将来に漠然とした不安を感じているなら、それは「準備を始める合図」かもしれません。「病院に行くほどではないけれど…」という時こそ、私たちCCLの出番です。

私たちの活動は、専門的な支援だけでなく、地域の方々が気軽に集まれる場づくりも含んでいます。 誰かと話し、笑い合うこと。「自分には味方がいる」と感じること。 それが、どんな特効薬よりもあなたの「こころ」を守ってくれます。

2026年、皆様が「安心」という絆で結ばれた毎日を過ごせますよう、私たちは地域で活動を続けてまいります。