Date:2025.04.20
「人生会議」とは?ACPで自分らしい最期を迎える準備を
人生の最終段階において、どのような医療やケアを受けたいか、ご自身で考え、周囲の信頼できる人たちと話し合う「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」が、厚生労働省によって推奨されています。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは
ACPとは、将来の病気や事故などにより、ご自身の意思を伝えられなくなった場合に備えて、前もって医療やケアについて考え、家族や大切な人と話し合っておくことです。 医療や介護のことだけでなく、どのような場所で最期を迎えたいか、大切にしていることや望む生き方なども含めて話し合うことが重要です。
ACPのメリット
- 後悔のない選択として、ご自身の意思が尊重された医療やケアを受けることができます。
- 家族の負担軽減として、いざという時に、ご家族がどのように判断すればよいか迷うことが少なくなります。
- より良い信頼関係として、ご家族や医療・介護従事者との間で、より深い理解と信頼関係を築くことができます。
CCLの取り組み
特定非営利活動法人CCLでは、ACPの普及啓発のため、市民公開講座の開催やリーフレットの作成を行っています。
また、リーフレットの制作を進めており、ACPの進め方や話し合うべき内容について分かりやすく情報発信に取り組みます。
まとめ
「人生会議」を通じてACPを進めることは、自分らしい最期を迎えるための大切な準備です。ご自身の想いを大切な人に伝え、安心して過ごせる未来のために、今からACPについて考えてみませんか。